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金沢のインバウンドグルメ：旨みを味わう【冊子「KANAZAWA BIYORI vol.3」掲載】-05

日本食の特徴はなんといってもその旨味。今回は金沢ならではの、旨味たっぷりの料理が堪能できるお店をご紹介。ラーメンやおでん、発酵食で金沢の食文化を楽しみましょう。

海外からの観光客にも安心してオススメできる、アクセス良好で立ち寄りやすい話題のお店ばかりなので、金沢ならではのグルメ旅を満喫してくださいね。

■麺屋大河

特製味噌らーめん1,630円。能登豚吊し焼き叉焼、味玉、メンマ、岩海苔がのった贅沢な一品。

唯一無二の味噌ラーメンで勝負！県内屈指の人気店として大繁盛

オープン以来、またたく間に県内有数の繁盛店となった味噌ラーメンの専門店。店内はカウンターのみで、並んででも食べたい客が行列を作る。食前に、血糖値の急上昇を抑え、消化吸収を助けるための生姜ジュースがショットグラスで提供されるのはこの店ならではのサービス。人気のラーメンは、強い火力で焼き上げた特注味噌を合わせたスープが中太のちぢれ麺ともよくからむ。口の中でほぐれるほど柔らかく仕上げた能登豚のチャーシューのほか、青ノリ、生姜、柚子などもトッピングされており、食べ進むにつれて味が変化するのも大きな魅力だ。

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王道メニューの味噌らーめんのほか、イカスミを使った中毒性が高い黒味噌らーめんや、エビを使う激辛風味の赤味噌らーめん、味噌つけめんなど、個性的なメニューにも注目です。

料金／予算の目安｜1,080円〜

住所／石川県金沢市堀川町6-3
TEL／076-260-7737
営業時間／11:30～14:00、17:30～22:00
定休日／月曜(祝日の場合、翌火曜)
駐車場／3台

■黒百合

大根380円、梅貝700円、すじ鍋650円、おでん定食880円～

四季を問わず、一年を通して食される金沢おでんの人気店。

熱々のおでんは沖縄から北海道まで日本全国で食べられており、一般的には冬の定番料理だ。しかし、金沢は夏場もおでんが当たり前で、通年営業の老舗おでん専門店が市内に点在。さらに近年のメディア紹介やSNS発信の影響もあり、今ではどこのおでん屋も年中お客が絶えない状況が続いている。ここ黒百合は金沢駅構内という好立地で、11時の開店と同時に席が埋まるほどの人気店。おでんダネの種類はすこぶる豊富で、里芋やふきなどの野菜類、ふかしやごぼ天の練り物、バイ貝やつみれの魚介類など、食べ飽きないよう、常時30種ほど揃えている。

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食材は地元産が中心で、赤巻、車麩、ばい貝、源助大根、がんもなどは金沢おでんの定番ダネ。11:30〜15:00のランチタイムは各種定食も提供しています。

料金／予算の目安｜2,000円〜

住所／石川県金沢市木ノ新保町1‐1 金沢百番街あんと内(金沢駅構内)
TEL／076-260-3722
営業時間／11:00～21:30(L.O.21:00)
定休日／なし
駐車場／提携駐車場割引あり

■金沢天晴山藤濁酒研究所

「ヤマト・シーサイドどぶろく」2,200円(500ml)、グラス各600円。左は紫黒米とカシス、右は柚子

どぶろくや甘酒、発酵食の魅力を体感できるガストロパブ。

日本国内の醤油5大産地・金沢市大野にある「ヤマト醤油味噌」は醤油や味噌、甘酒、糀など、日本の伝統食を用いた商品や調味料を次々に開発・販売。特に酵母菌や乳酸菌、麹菌などを使った発酵食文化の普及に力を入れており、“⼀汁⼀菜⼀糀”をコンセプトに、毎日の食事に糀を取り入れることで美と健康を追及するライフスタイルを提案している。パーク内のガストロパブ「金沢天晴山藤濁酒研究所」では、2025年4月から自家製どぶろくの販売も開始。国内から厳選したどぶろくや甘酒、クラフトビールが揃っているうえ、糀バーガーや発酵食のおつまみ、魚の定食なども味わえる。

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晴れた日にはテラスから白山や立山を望める絶好のロケーションも魅力。糀文化をより詳しく知りたい外国人観光客向けに、英語で糀パーク内をガイドする食事付きのツアーも実施しています。

料金／予算の目安｜2,000円〜

住所／石川県金沢市大野町4-イ170 (ヤマト糀パーク内)
TEL／076-266-1269
営業時間／10:30～17:30 (L.O.17:00)
定休日／火曜、水曜、年末年始
駐車場／47台

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設置先：
金沢市内のホテル・旅館、観光案内所（金沢駅内・南町）、
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2025年8月発行。

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