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2023年7月18日(火)オープン!

茶寮 杣径さりょう そまみち

茶寮 杣径

ありのままの能登を表現するオーベルジュ

輪島市ののどかな里山風景が広がる小さな集落に、オーベルジュ『茶寮 杣径(さりょう そまみち)』が7月18日にオープンした。輪島塗の塗師である赤木明登さんが経営し、元々本を執筆する赤木さんの書斎兼ゲストハウスとして使用していた古民家を改修。建築家の中村好文さんが設計した。天井まで届く本棚には輪島塗や工芸についてもちろん、歴史や食などの本が2000冊以上も並ぶ。2階がゲストルームとなっており客室は2部屋。ハンス・ウェグナーの家具やダブルルームには赤木さんが制作した輪島塗の風呂があり、ゆっくりとくつろぐことが出来る。

料理は、京都の老舗で修行後、金沢の『六味一滴』を開業、その後『里山十帖』で総料理長を務めた小松市出身の北崎裕さんが「ありのままの能登の風土を表現したい」と旬の地元食材を調理し提供する。赤木さんとは料理を盛り付ける器を発注していた旧知の仲。食材の味付けは最小限に砂糖を使わない。どぶろくや塩、味噌などで素材から甘みや旨みを最大限に引き出し洗練された料理を器と共に楽しめる。

店名の『杣径』は哲学者ハイデッガーの言葉を引用し、人生の旅人がたどり着いた森の中の仮住まいだと言う。「知らないと辿り着けない場所ですが、辿り着いた先でゆっくりと料理や器、空間を楽しみながら能登の風土を感じていただけたら」と話す。

住所
石川県輪島市門前町内保コ30甲
電話番号
09062453737
料金
40,000円(1泊2食)、20,000円(食事のみ)*宿泊は1日1組
営業時間
予約制
公式SNS
詳細はこちら
「茶寮 杣径」のサイトへ
※掲載されている情報は、2023年7月27日以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。

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