まるで北欧の教会のような外観の洋菓子店『トゥール・モンド・シュシュ鞍月本店』。「みんなのお気に入り」になるようにと、素材と手作りにこだわった県内に2店舗を構える人気店です。

ケーキ屋さんの朝は早く、朝7:00前から作業をスタート。シェフパティシエの小西さんが作っているのは、新作の「棒茶のティラミス」です。ほうじ茶ショコラ風味の「グラサージュ」をかけられたツヤツヤとしたケーキに早々に目が釘付けになります。定規できっちり測りながら手早くカットしていく様子とケーキの美しい断面は必見です。

お店の一番人気は「芋五郎」という焼き菓子。スイートポテトとクリームチーズを中にいれて焼いたパイは、贈り物にも人気だそう。能登の震災をきっかけに作った「おひさまマドレーヌ」は、能登大納言や能登の塩などの復興支援食材を使用し、売上の一部として総額約24万円を義援金として寄付したそう。「おひさまマドレーヌ」のレモン風味は、レモンの皮を加えた爽やかな一品。夏の新商品としても注目です。

毎月2〜3品は新作が出るという同店。訪れる度に新たなスイーツと出会えるのは、お客さんに喜んでもらいたいとパティシエさんたちが試行錯誤されているからなんですね。厨房を拝見できたり、コーヒーのサービスがあったりと、つい足を運びたくなる仕掛け満載の親しみやすいお店です。

■トゥール・モンド・シュシュ鞍月本店の紹介記事はこちら



素材提供：はらPecoスイーツ